白髪染めを何歳から使い始めるかは人それぞれ。
白髪が目立つようになる年齢も人によって違います。
花王の調査（2010年7月実施）によると、30代半ば以降、白髪のある人が急激に増えたという結果がでました。
また30代前半では髪の悩みとして白髪は4位ですが、30代後半以降、白髪は髪の悩みの第1位となっています。

白髪の量ももちろんですが、白髪が数本でも気になる人がいれば、かなり白髪が目立ってこないと気にならないという人もいるので、実際の白髪の量だけでなく、メンタル的な側面もあるでしょう。
ヘアケアメーカーのWELLA（ウエラ）がおこなった意識調査（2007年実施）によると、「根元や生え際の白髪が目立ってきたら、それが白髪を染めるきっかけ」と考える人が約73％を占めました。

基本的に黒髪用のカラーも、白髪用のヘアカラーも「脱色と同時に、染料を髪の内部に浸透させる」という仕組みはほぼ同じ。
染料の種類がそれぞれ違うだけです。

白髪染めは、白髪に色をつけることが目的。
だから白髪を目立たなくさせることができますが、黒髪用のカラー剤を使っても、白髪にはほとんど色が入らない場合もあります。
色が入ったとしても、髪の色がまだらになるなど不自然な染め上がりになってしまうことも。
つまりカラーリングをする際、期待する効果が「白髪を目立たなくさせたい」ということであれば、その年齢が白髪染めの利用をスタートする時期です。