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白髪染めとアレルギー

白髪染めのヘアカラーは酸化染毛剤ともいわれ、特定の原料を酸化させ染料に変化させるタイプの白髪染めです。
色持ちもよく、色も入りやすいので人気がありますが、一方で人体においてアレルギー反応を起こす成分が含まれているため、刺激や赤み、かぶれ・かゆみを感じたり、発疹などの皮膚トラブルを起こす原因にもなります。

アレルギーの仕組み

まず染料である酸化剤を毛髪内に送り込むため、キューティクルが強引に開かれます。
開かれたキューティクルの隙間から、染料である酸化剤が浸透。
普段は閉じているキューティクルを、アルカリ剤によって無理やり開かせて、人体にとっては異物である染料を入れることで、身体は拒否反応を示すのです。


この身体を守る免疫システムが、異物から人体を保護しようと、異物に対して一斉攻撃を図ります。
この際、過剰な反応で異物だけでなく、まわりの皮膚や組織にまで攻撃が及んでしまうことがあります。これがアレルギー反応として、さまざまな皮膚トラブルを起こす原因です。
アレルギーの原因

白髪染めの酸化剤の1つにパラフェニレンジアミンという染料のもとになる成分があります。
このパラフェニレンジアミンは、酸化すると強力な染料となり、含有量が多ければ多いほど、しっかりと染め上げることができます。
したがってアレルギー反応を引き起こす可能性も高い成分。


パラフェニレンジアミンのアレルギー反応は、かゆみ・かぶれ・発疹・発赤をはじめ、喉の痛み・咳・目の痛みに及ぶこともあります。
さらに呼吸困難や重篤な症状に陥ることもあるので注意が必要です。
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